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  1. 仙台市議会 2016-07-21
    経済環境委員会 本文 2016-07-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、経済環境委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会開催し、委員会審査事項以外の所管事項について、当局からの報告及び質問等を願いますので、よろしくお願いをいたします。              《閉会中継続審査について》 2: ◯委員長  これより審査に入ります。  審査事項は、「交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について」及び「経済活性化に向けた取り組みについて」でありますが、本日は「交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について」を審査し、次回の委員会で「経済活性化に向けた取り組みについて」を審査したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について、文化観光局より説明を願います。 3: ◯文化観光局長  それでは、文化観光局より、閉会中継続審査事項として、交流人口拡大に向けた東北の各都市との連携強化について御説明させていただきます。  本市では、これまでも国際会議等誘致東北魂祭など、交流人口拡大に向けた取り組み推進してきたところでありますが、これらについて改めて御紹介させていただくとともに、現状での課題や今後の取り組み方向性について御説明させていただきたいと考えております。  詳細につきましては、資料1に基づき東北連携推進担当課長より御説明いたします。 4: ◯東北連携推進担当課長  それでは、交流人口拡大に向けた東北都市との連携強化につきまして御説明いたします。  東北連携取り組み必要性、これまでの交流人口拡大取り組み東北交流人口に係る課題説明した上で、今後の取り組みについて、現状検討段階での方向性について御説明させていただきます。  最初に、東北連携必要性についてでございます。  本市人口は、平成16年度以降、ほぼ横ばいの状況となっておりましたが、震災後の大幅な転入超過により再び人口が大きく増加しております。  大幅な転入超過になった要因ですが、右のグラフのとおり、震災前から一貫して緑色の東北6県からの転入超過が続いてる中、一時的に青色の東京圏等への転出数が減少したことによるものです。  次に、仙台及び東北の今後の人口推計ですが、統計上、新潟を含んだ数値となっておりますが、少子高齢化により東北圏人口は1995年をピークに減少しており、2030年には1000万人を割り込むものと予想されております。一方、本市は現在、転入超過により人口増加が続いておりますが、東北地方人口減少に伴い転入出も減少していくことから、2060年には89万人まで減少するものと見込まれております。  このように、人口問題一つをとっても、本市東北地方の影響を大きく受けており、東北の活力を維持、向上させる取り組み、特に地域経済への波及効果の大きい交流人口拡大取り組みが、本市の発展には不可欠なものと認識しております。  それでは、本市のこれまでの交流人口拡大取り組みについて御説明いたします。
     まずは、本市独自の取り組みでございますが、震災後、国際会議等誘致取り組みに注力してまいりました。平成26年12月に仙台国際センター展示棟が完成し、地下鉄東西線国際センター駅を中心に5,000名以上の大規模コンベンション開催が可能なコンパクトなコンベンションエリアに生まれかわりました。その結果、昨年3月に第3回国連防災世界会議開催されました。また、その成果もあり、5月には秋保地区G7仙台財務大臣中央銀行総裁会議開催されました。  次に、ことし4月に仙台駅構内にある観光案内所について、同駅内のびゅうプラザ内に移転しリニューアルオープンいたしました。移転によって面積が従来の約3倍となり、東北観光情報の提供を拡充するとともに、訪日旅行カウンター外貨両替センターと隣接し、外国人観光客ワンストップ型サービスを実現することで利便性を大幅に向上させました。  また、仙台国際空港が7月1日に完全民営化として新たなスタートを切ったところでございますが、国際航空路線誘致活動にも力を入れ、台湾からのLCCの新規就航ソウル便デイリー化などにつながったところでございます。  次に、本市がこれまで行ってまいりました広域観光取り組みについてでございます。  震災後、被害に加え、全国的な自粛ムード風評被害の広がりもあり、地域経済に深刻な影響が出たことから、平成23年7月、鎮魂と復興、震災への支援の感謝の意をあらわすため、東北六市と六祭り団体等連携し、仙台市内において東北魂祭開催いたしました。平成23年以降も毎年各市持ち回り開催し、ことしの青森開催で一巡したところでございます。  成果として、復興情報発信、各夏祭り等の入り込み客数の増加などが挙げられますが、それ以上に、これを契機に築き上げた六市とのネットワークが大きな財産となり、このネットワーク活用し、さまざまな連携事業を実施してまいりました。  次は、その東北六市のネットワーク活用した事業例でございます。  昨年7月にイタリア、ミラノで開催された国際博覧会において、東北10祭りパレードを実施し、6万人の観衆の前で東北への支援に対する感謝と復興情報発信を行いました。  また、平成26年から地元商社連携し、アメリカ4カ所で食品を中心とした物産展を実施するとともに、現地で観光プロモーションも行いました。  さらに今年度は、先日、記者発表いたしましたが、11月に東京の新虎通りにおいて六祭りパレードを実施することとなっております。  次に、六市以外の広域での取り組みでございます。  伊達にゆかりのある岩手県、山形県、宮城県の10市町で、教育旅行誘致に特化しております伊達な広域観光推進協議会や、関西方面からの誘客プロモーションに注力している仙台福島山形三市観光物産広域連携推進協議会などがございます。  次に、東北都市交流人口拡大取り組みを行っていく上での課題でございますが、まずは、東北についての認知度不足でございます。  グラフのとおり、タイや台湾など、アジアにおける東北地方認知度はわずか10.4%しかございません。60%を超える北海道や40%の九州など、ほかの地域とは大きな差がございます。また、国内旅行者も、北海道から関東までの東日本と比較しますと、東海以西西日本では認知度不足などからかなり少ない状況にございます。こうしたことから、東北地方全体の認知度向上取り組みをこれまで以上に行っていく必要がございます。  東北外国人観光客受け入れ環境も大きな課題でございます。東北のホテル、旅館の271施設のうち、ホームページの多言語化Wi-Fi対応、双方とも未実施の施設が4割を超えるのは大きな問題でございます。また、レンタカー高速バスなど各観光地までの二次交通についても、北海道や九州での取り組みと比較すると東北取り組みはおくれております。  認知度不足受け入れ環境課題から、全国の外国人宿泊者数の伸びを比較すると東北は低水準な状況となっております。仙台空港民営化や2020東京オリンピックパラリンピック開催などの機会を逃すことなく、東北外国人旅行客数増加に向けた取り組みも必要と考えております。  以上を踏まえ、現在、各市提案協議するための新たな取り組みについて庁内で検討している状況でございます。まだ詳細について調整中ではありますが、今後の取り組み方向性について、本市の強みを生かすという視点でおおむね三つに分類して御説明いたします。  一つ目は、本市マーケット発信力活用した事業でございます。想定している事業例としては、仙台発信する場として使ってもらうような仕組みづくりや、首都圏仙台で共同でのプロモーションやイベント、広告等を実施することなどでございます。仙台市民をターゲットとした各都市の活動を本市が支援することにより、域内交流を活発化させることや、本市発信力活用により東北地方課題として挙げた東北認知度向上につなげていきたいと考えております。  二つ目は、本市ゲートウェイ機能活用した事業でございます。想定している事業例としては、仙台空港仙台駅を起点とした東北各地を周遊する仕掛けづくり東北圏内への二次交通網の整備、多言語対応Wi-Fi整備など外国人受け入れ環境整備などでございます。東北への玄関口である仙台空港仙台駅を抱える本市の特性を生かした連携事業を行うことで、すぐれた観光資源を持つ東北都市交流人口増加につなげてまいります。また、東北地方課題として挙げた外国人旅行客増加にも寄与するものと考えております。  三つ目は、本市コーディネート機能活用した事業でございます。想定している事業例としてはスポーツや歴史など東北ならではコンテンツや、2020東京オリンピックパラリンピック開催等の機会を生かした共同誘客推進や、国等との関係性を生かした事業資金の獲得などでございます。祭りコンテンツ活用し、一定の成果をもたらした東北魂祭取り組みを踏まえ、本市中心となり調整、工夫することにより、地域に埋もれている各地の観光資源の新たな魅力を引き出していければと考えているところでございます。  今後、各市のニーズや課題を伺いつつ、東北が一つになる重要性を御説明しながら、具体的な連携事業の内容や連携の枠組みなどについて調整してまいりたいと考えております。  文化観光局からの説明は以上でございます。ありがとうございました。 5: ◯委員長  ただいまの説明を含めて本件について質問等はございませんか。 6: ◯嵯峨サダ子委員  御説明ありがとうございました。さまざまお取り組みをなされている状況が今の御説明でよくわかりました。  この間、東北連携推進室東北の各県庁所在地をお訪ねして、直接、意見交換なりヒアリングをされてきたと思うんですけれども、そこで出されている御意見が、きょう御報告なされている中にもかなり取り込みがなされているんじゃないかと推察するんですけれども、実際、5県の県庁所在地の方からはどんな御意見なり御要望なり出されたのか、その辺の詳しい中身をまずお知らせいただければと思います。 7: ◯東北連携推進担当課長  4月早々に県庁所在地の5市を訪問いたしまして、お話をお伺いしてきたところでございます。やはり各市とも人口減少問題の対応に苦慮しており、都市の活力を維持するために交流人口拡大地域経済活性化など、さまざまな施策の実施を検討しているというお話が共通の話題として上がったところでございます。本市とも、観光分野を初めとしてさまざまな分野で東北一丸となった取り組みを考えていきたいというお話をいただいたところでございます。 8: ◯嵯峨サダ子委員  それぞれ各県によって、置かれている地域特性なり実情なりで御要望なり御意見なりが違うかと思うんですけれども、その辺のところ、例えば秋田や盛岡はどうだったのかとか、それから山形福島はどうだったのか、その辺の特徴的な点ももしあればお願いいたします。 9: ◯東北連携推進担当課長  5市訪問させていただきまして、各市によって課題が二つのグループに分かれまして、秋田市と盛岡市につきまして注力していきたい事業としては、自然増をふやすというところに着眼を置いた施策を見解したいということで、子育て支援ですとか出生率の向上につながるような施策を中心にやっていきたいというお話をいただいているところでございます。  一方で、青森市、山形市、福島市につきましては、やはり定住人口をふやすためには雇用の場の確保が重要だということで、雇用を生み出すような経済活性化取り組みに注力していきたいという違いがございました。 10: ◯嵯峨サダ子委員  それぞれ5市から今お話しいただいたような御要望が出されたということですが、それを受けて仙台市はどう東北全体を包含して、自然増をもっとふやしていくなり、それから経済活性化、例えば東北から仙台あるいは東京の大学に出ていって、出ていくまではいいんですけれども、その後、戻ってこないというのが多分にあるかと思うんですが、学生に戻ってきてもらうにはどうすればいいかとか、そういう点での仙台市の役割はどういうところに見出していくのかが非常にキーポイントだと思うんですけれども、その辺はどんなふうにお考えなんでしょうか。 11: ◯東北連携推進担当課長  雇用の創出については各市とも必要だというお話をいただいておりますので、雇用の場の確保という点でいきますと、地域経済活性化に向けてこれまで取り組んできた交流人口拡大取り組みをきちんとやっていくと。特に今回御説明した仙台市の強みであるマーケット発信力活用ですとかゲートウェイ機能活用コーディネート機能活用などを行って、食、雪、温泉、祭りなど、ほかの地域にはない東北ならでは地域資源活用した観光誘客取り組みを強力に推し進めてまいりたいと思います。  また、学生が戻ってこないという部分につきましても、各市とも一緒にそういう学生に向けた取り組みみたいなものも行いたいというお話をいただいておりますので、今後検討していく事業の中で考えていきたいというふうに考えています。 12: ◯嵯峨サダ子委員  それで、今後取り組む方向性も幾つかお示しをされて、具体化も書いてあるんですけれども、私は、震災後、特に甚大な被害を受けた沿岸部のまちで、地元から関東方面なりに一度出ていった子供が戻ってきてふるさとのために役に立ちたいということで頑張る姿ですとか、それから小中学生が地元のよさを再発見して、そこで役立つ人間になりたいというふうなことをテレビなどで見たときに、本当にそこに将来性を見出せるといいますか、ふだん何でもないときは気づかない地元のよさなり何なりを、いざ災害があったときに再発見するというのは皮肉なことなんですけれども、そういうことで魅力を再発見したり、自分の役割、それから自分が何をすべきなのかとか、自分自身の生き方にもそこがつながるようなことが出てきたというのは非常に大事なことだなというふうに思うんですね。議会で柳橋委員質問でおっしゃられたように、東北各地にはメジャーじゃないいろいろな新たな魅力が掘り起こせばたくさん埋もれているというふうに私自身もすごく思うところがあるんですね。そういう意味で、13ページの今後の方向性で言うところ仙台空港仙台駅を起点とした広域ツーリズム振興、ここが具体的にどういう形で東北各地を周遊するような提案ができるのかなというのを非常に私自身としても期待をするところなんですけれども、これはどういうふうな事業を想定していらっしゃるのかお伺いしたいと思います。 13: ◯東北連携推進担当課長  先日の議会等でも、奇祭ということで柳橋委員に御提案いただいて、我々としてそういう切り口があったかというふうなところ大変参考となったところでございます。  我々、東北魂祭というものを震災以降やっておりまして、これは東北6県の祭りコンテンツに特化したものを集めて見せるというふうなやり方で、これまで一定の成果を上げてきたところでございます。  御提案のとおり、東北にはまだ知られていない東北ならでは地域資源として食ですとか温泉ですとか祭り、ほかの地域にはないコンテンツがさまざまございます。これを各市とも話をしながら、どういうものであればより多くのお客様に来ていただけるのかという戦略づくりも含めて各市といろいろお話をした上で、第二の六魂祭ではないですけれども、そういう観光誘客取り組みについても各市と話し合いをしながらつくり出してプロモーションを行ってまいりたいと考えております。観光客玄関口となるのが、5市とも仙台空港ないしは仙台駅というのは共通認識として持っておりますので、当然そこに入ってきたお客様仙台から送り出すような仕掛けづくりにつきましても5市と連携、共同しながら考えてまいりたいと思っております。 14: ◯嵯峨サダ子委員  一番玄関口である仙台空港なり仙台駅におり立って、そこから自分の行きたいところにどう行けばいいのかとか、それぞれネットとか使って独自に行ける方はそれでよろしいかと思うんですけれども、そうじゃない方々にもっと東北魅力を再発見していただこうということであれば、空港からすぐに周遊できるようなどういう交通手段をつくるのか、あるいは仙台駅からどういう交通手段をつくるのか、それもあわせて東北が周遊できるような環境をぜひつくる必要性があるんじゃないかなと思うんですけれども、アクセス鉄道一本はありますけれども、それだけで足りるものではございませんので、その辺の交通整備もあわせて二次交通的なものをぜひ考えていただく必要があるなと思うんですが、いかがでしょうか。 15: ◯東北連携推進担当課長  課題にも挙げさせていただきましたように、東北広域周遊観光におきましての大きな課題として二次交通の問題がございます。仙台空港におり立ったお客様東北に周遊させるためにはどのような手段があるのかというところを考えていく中で、レンタカーですとか高速バス活用した取り組みですとか、あと広域を周遊する新たな周遊パスの造成、もしくは既存のパスの範囲の拡充みたいなところについては考えていく必要があるものと考えております。 16: ◯沼沢しん委員  御説明ありがとうございました。これまでの交流人口拡大取り組みとして、伊達な広域観光推進協議会あるいは3市の観光物産広域連携推進協議会等を通じてプロモーション活動をされてきたという御説明をいただいて、しかしながら東北という地区そのもの海外から、あるいは西日本からも認知度を含めてなかなか向上していないと。そのPRに対して今後課題として挙げられているというふうに現状を認識させていただきました。  その一方で、観光庁広域周遊ルート形成促進事業として、東北観光推進機構が日本の奥の院・東北探訪ルートというのを定めまして、先日主要6ルートと代表する6モデルコース、そのうちの観光庁選定コースは3コースあるということでございまして、それとあわせて旅行会社向けセールス用として21の具体の東北観光ルートモデルコースを発表されています。東北全体の認知度が低い中で、東北をどういうふうに回ったらいろいろな観光ができるのかと、そういったプロモーションをしていくのはまさに東北連携そのものの形で、私はすごくいいというふうに思って見させていただきましたけれども、まず、東北探訪ルートに対しての仙台市としての評価についてお伺いさせていただきたいというふうに思います。 17: ◯東北連携推進室長  東北観光推進機構広域周遊ルートに関する御質問でございます。  本市といたしましても、このような形で東北各地魅力を集めて、それを周遊させる具体的なモデルコースをつくったと、それをこれから全国あるいは海外に向けてPRをしていく、このことについて非常に意義のあることだと感じているところでございます。 18: ◯沼沢しん委員  ありがとうございます。本当に意義のある取り組みだと私は思います。  それで、先日資料をいただきましたので中身を見させていただきました。正直申し上げて1点がっかりしたところがございまして、全部で27のルートがあるんですけれども、こうやって具体のルートを見ていきますと、ほぼ全て仙台市は通過かショッピングか、あと文言として出てくるのは青葉城址ところだけで、辛うじて旅行代理店セールス用の21モデルコースの中にニッカウヰスキー工場の見学と作並1泊、翌日の朝にうみの杜水族館に行くというコースが一つ入っているだけで、それ以外は全て、多分仙台市内での宿泊とショッピングメーンコースになっているというところは少し残念に感じております。  このルートをつくられるまでに、仙台市としてルートに対してどういったかかわり方をしてきたのかについてお伺いさせていただければと思います。 19: ◯東北連携推進室長  このルートの設定でございますけれども、東北観光推進機構自治体に対するアンケート外国人旅行者に対するアンケート、それからウェブの調査、外国人モニターツアーを実施した結果などに基づきまして機構のほうで設定したものでございます。  その自治体アンケートの中で、各都市に実際にどこの国から多く外国人が来ているか、外国人からどこが人気があるか、それから自治体としてはどういうところを売り出していきたいか、そういった質問もございました。そういったところアンケートにかかわりましたが、コースにつきましては機構のほうで設定したところでございます。 20: ◯沼沢しん委員  アンケートに答えて、それによってあくまでも向こうが設定されたというようなことだったと思うんですけれども、機構ホームページでは多言語表示も準備されていて、これから先、例えば海外からの観光客の方々がこのホームページを見て来るということが多分に出てくるんじゃないかなというふうに思っております。ですので、そういう意味では、仙台市としてもここに来てほしいですとか、例えば仙台市にはどういう魅力があるということは積極的に機構に対してもアプローチしていかなければいけないと思うんですけれども、いただいた冊子は多分海外方々向けで、英語でもこういうふうにとてもきれいな資料を出されていて、これがことしの3月か4月ぐらいに出されたということなんですけれども、この時期ですと仙台市としてはG7の秋保開催に向けて力を入れていたころだというふうに思うんですが、秋保のアの字も出てきません。これに関してもっと積極的に言っていけば、秋保をまず海外発信していくというところも多分あったというふうに私は認識しているんですけれども、そういったものも入っていないんですね。そういう意味で、私はすごくいい取り組みだと思っていますし、こういったものに対しては積極的に口を出していくといいますか、もちろん仙台ゲートウェイとしての機能をちゃんと担っていくというのが大事なことになるんだと思うんですけれども、一方で仙台魅力は臆することなくどんどんと発信していっていただきたいというふうに思っています。  また、東北観光推進機構には仙台市からも職員が行かれているはずだというふうに思うんですね。そういう意味では、アンケートに答えましたから、向こうが決めたものなのでわかりませんということにはならないんじゃないかなというふうにも思っておりますので、その点については積極的にアプローチしていくというところも含めて、今後の取り組み方についてお伺いさせていただきたいというふうに思います。 21: ◯東北連携推進室長  委員おっしゃられるとおり、私どももこれを見まして、まだまだ仙台には魅力的な資源がたくさんございまして、その辺のところをアピールしていかなければいけないということについて認識しております。  27のコース中14コース仙台に何らかの形で滞在する、あるいは訪れる、それからそれにプラスして仙台インということで3カ所、17カ所実は仙台がかかわっております。ただ、御指摘のとおり、その訪問地というのは仙台城であったり瑞鳳殿であったり近隣の松島、あるいはすし、牛タン、そういったところメーンになっております。ただ、これはモデルコースということを聞いていて、東北観光機構でもこれから各都市に対していろいろと協議をしながら、もう少し具体的にこのプログラムをしていくと、それでいろいろな旅行業界とかそういったところにPRをしていくことを考えていると聞きます。その具体的な中身について、おっしゃったような秋保も含めてさまざまな観光資源について、より外国人の方が体験していただけるようなプログラムも含めて提案をしていくとともに、また旅行業界のほうにも私どもからPRしてまいりたいと考えております。 22: ◯委員長  ほかにございませんでしょうか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...